Emergency Undelete 使用時の重要なヒント

ファイルが削除された後、同じディスクボリュームで他の活動が発生すると、そのファイルを完全に復元できる可能性はかなり減少してしまいます。 誤って削除したファイルを完全に復元できる可能性を向上させるために、Condusiv Technologies が推奨する手順は次の通りです。

  1. 誤って削除したファイルが位置するディスク ボリュームの全活動を停止します。 ディスクが上書きされるため、現在開いているファイルは保存しないでください。
  2. コンピュータがネットワーク上にある場合、可能であればネットワークの接続を解除します。 これにより、復元したいファイルをリモート ユーザーが上書きしてしまうことを防ぐことができます。 (リモート コンピュータのディスク ボリュームにファイルを復元する場合は、ネットワーク ケーブルを接続したままにしてください。)
  3. Emergency Undelete でファイルが検索されると、ファイルを復元元のボリュームとは異なるローカルまたはリモートディスクボリュームに復元します。 これにより、復元プロセスの上書き操作により削除済みファイルが上書きされてしまうことを防ぐことができます。

注意 : FAT ボリュームで、実際に削除された名前が短いファイル (8.3 形式) の名前の最初の文字がチルダ (~) で置き換えられます。 たとえば、 test.txt というファイルが削除されると、 ~est.txt という名前になる、 [Emergency Undelete]ウィンドウでもそのように表示されます。